
<岐阜提灯>
・岐阜市特産の提灯
・岐阜の伝統工芸の一つ
・300年以上の歴史がある
<特徴>
・細骨に美濃和紙などの薄紙を張り、通常は長卵形の吊提灯
・薄紙には美しい模様が施されている
・手作業が多く、技術として「張り」、「摺り込み」、「盛り上げ」がある
・盆灯籠にも使うため盆提灯とも云う
現在でも、以下の岐阜提灯協同組合で造られています。
・(株)オゼキ
・(株)浅野商店
・(株)平出商店
・(有)林伊三郎商店
・(資)松井八五郎商店
・(株)岐阜県光彩
・川崎商店
・浅見商店
・吉源
<技法>
岐阜提灯の技法は3つあります。
○「張り」の手順
腰張り→糊付け→張り→余分な紙を切り取る→継ぎ目(拡大)→折り目付け
○「摺り込み」の手順
ドウサ引き→版摺り→摺り込み
○「盛り上げ」
盛り上げは、何日もの日数がかかるのでとても大変な作業です。